このたび、内閣府が進める「つながりサポーター養成講座」の講師として活動することになりました。
「つながりサポーター」とは、孤独・孤立について知識を身につけ、身の回りの人に関心をもち、できる範囲で困っている人をサポートする人です。
養成講座は、専門家や支援人材を育成することを目的としたものではありません。日常の何気ない場面での気づきや声かけなどを促し、誰もが声を上げやすい社会につなげていくことを目的とした取り組みです。専門的な知識がない方も受講することができます。
私が、この講座を大切だと感じている理由があります。
2010年からグリーフケアに携わる中で、つらいことを抱えていても、自分から相談窓口を探し、誰かに「助けてほしい」と伝えることは、決して簡単ではないと感じてきました。
だからこそ、相談を待つだけではなく、身近にいる人が少し気にかけたり、変化に気づいたり、声をかけたりすることが大切なのだと思っています。
何かを解決してあげる専門家になるのではなく、
「どうしたのかな」と気にかけられる人が身近にいること。
その小さな関わりが、誰かがひとりで抱え込まないためのきっかけになることがあります。
私が大切にしている
「自分を支える力を。誰かを支える力を。」
という思いにも、つながる講座だと感じています。
また、内閣府では標準テキストのほか、小学生向け・中学生向けのテキストも用意されています。子どもの頃から孤独・孤立を自分たちにも関係することとして知り、自分や周りの人について考える機会として活用できる内容になっています。
自治体、学校、地域団体などで「つながりサポーター養成講座」の開催を検討されている方は、内閣府の公式ページで詳細をご確認いただけます。
https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/tsunagarisupporters/index.html

